8月13日 秋葉原にて
梅見月ハヤテ君が秋葉原のメイドカフェへ行きたいということで、ホテルに荷物を置いたあと、秋葉原へ行きました。私自身東京には4年ほどいましたが、秋葉原は数回しか行ったことがないため地理に疎く、駅を出た直後、さっそく目的地への道が分からないという事態が発生しました。そこでハヤテ君が路上の案内図で道を探し始めましたのですが、そのとき・・・
??:「エクスキューズミー?」
三剣:「ほえ?」
立ち止まって辺りを見回していた私に向かって流暢な英語が・・・振り返ると、中年の外国人の方がいました。
これって、もしかしなくても私に話しかけたんでしょうか・・・(汗)
周囲を見回しても、ほとんど通行人はいません。駄目を押せば、先に案内板を見ていた大学生ふうの男ふたりも、いつの間にか姿を消していました。ハヤテ君は案内板をずっと見ていて、そのひととの距離はかなりあるし、一番近くにいるのは私・・・しかも、その外国人が見ているのも私・・・となると、やっぱり私に話しかけたんですね・・・(大汗)
戸惑う私を尻目に外国人の方が話し始めました。
外国人:「エレクトニックシティ」
三剣:「エレクトニックシティ・・・ああ、電気街のことですか?」
ここまでは分かりました。しかし、その先が分かりません。向こうもいろいろ言ってはいるんですが、当然言葉が通じません。
なんか「永遠のアセリア」でふぁんたずまごりあに来た主人公みたいだとか思ったのは、ここだけのはなしです(苦笑)
しかし、このあと相手の顔と身振り(?)などで、言いたいことが漠然と分かりました。
そう、質問はずばり「電気街はどこですか?」だったんです。ところが、問題はこのあとでした。
教えたくとも、こっちもあなたと同じく秋葉原の地理の知識がナッシングなんです・・・
(−−;
おまけに会話が成立しないものですから、どう答えてやればいいか分からずオロオロするしかありません。いつも冗談で使っている「あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ」
がシャレで使えそうな場面にも関わらず、このときはまったく考える余裕がありませんでした。動揺したせいか「観光客なんで分かりません」とかいうニュアンスの言葉(当然日本語)を素で返してしまって、外国人の方が目を丸くして「ソーリー」と言った記憶があります(汗)今思えば、アホな受け答えだと思います。きっとあのときの私は、きっと愉快だったことでしょう(苦笑)
そんな訳わからない展開になったとき、私はとりあえずハヤテ君が持参していた別の地図を借りて確かめようとしました。
三剣:「悪いけど、持っている地図貸してくれる」
ハヤテ:「俺に助けを求められても困るぞー」
と言って地図を渡すハヤテ君。うっ、先に退路を断たれてしまったぞ・・・(−−;
さすが私と違って大学を出ているだけのことはある。じゃなくて、こういうときこそ、その明晰な頭を使ってくださいよー。私が英語のテストで欠点ばかりだったことを知ってるくせに・・・(汗)心で泣き言を言いながら、とりあえず地図を見ました。
・・・さっぱり分からん・・・
方向音痴の私にはどだい無理なはなしだったわけです。
こうなったら最終手段に出るしかない!幸い、私たちが向かおうと迷っていた方向は二箇所で、大通りを沿って来た道を引き返すかそのまま進むかという選択しかありません。つまり、正解は2分の1、確率50%です。
地図と辺りを見ながら私は決断しました。
三剣:「エレクトリックシティ、こっちこっち」
間抜けなジェスチャーをしながら、私たちが来た道を指差しました。引き返すという選択を選んだわけです。根拠は特になく、なんとなくそう思ったからです(オイ
すると、外国人の方は、どういうわけか反対のほうを指差しました。私は慌てて「ノーノー」と首を振りながら、再度指を差しました。こうなってはもう引き下がれません。自分の考えで押し切るしかありません。すると、今度は何か言いながら同じ方向を指差してくれました。そこで力強くうなずくと、外国人の方は嬉しそうに笑って「サンキュー」と言って、その方向に歩き出しました。
私もまだ迷っていたハヤテ君を強引に連れ出し、外国人の方から離れて同じ方向に向かいました。お互いの目的地へ続く道であることを祈りつつ。そして、その祈りが通じたか方向そのものは合っていました。もっとも、途中で左に曲がらないといけなかったのですが、外国人の方はそこで立ち止まって立ち往生したあと、私の言葉を信じてまっすぐ行ってしまいました。ごめんなさい、そもそも私に道を聞いたのが大きな間違いだったんです(汗)
外国人の方が無事、電気街へ着いたのかは定かではありません。無事着いていればいいんですけど・・・
そんなアクシデントがありましたが、このあとはハヤテ君の機転(あるいはメイドに対する執念か(笑))を発揮し、目的地であるメイド喫茶へ到着。私だけなら、ここで間違いなくたどり着けずにリタイアだったでしょう(爆)
そこで目にしたのは長蛇の列でした。
そんなに並ばないと入れないところなんですか、メイド喫茶というところは・・・
これが率直な感想でした。で、一度は帰ろうとしたのですが、せっかくここまで来たのだからということで思い直して列に加わり、小一時間ほど並んで店に入ることができました。
店内に入って席に着くと、当然のことながら大勢のメイドさんがいました。しかし、それ以外はいたって普通の喫茶店って感じで、ちょっと驚きました、もっと、こう特別な感じがするのではと思ったものですから・・・
最初に注文を取りに来てくれたメイドさんがすごーく可愛くて、見ているだけでドキマギしてしまいました(^^;
しかも何度か私たちの隣のテーブルに行って、ちょうど私のそばに立つ格好になったときにいい匂いがして、余計ドキマギしました。多分、このときの私は間違いなくだらしない顔をしていたんじゃないかと思います。パンピーな世界にいる自分は「歩く甲鉄艦(誰が命名したか覚えていない)」という異名を付けられるほど硬派で通っていますが、その面影は見事に消えていたでしょう(汗)恐るべし、メイドさんパワーってところでしょうか。他のメイドさんも可愛かったですが、その娘だけは別格のような感じでした。
ここでもせっかく来たのだからということで、オススメの限定ケーキセットを注文し、それを食べながら真面目に創作のはなし(ESの調整など)をして過ごしました。もちろん、終始近くを通るメイドさんに目がいっていたのはいうまでもありません(オイ
だって、滅多にじっくりと見られませんから・・・でも、これってある意味危ないひとっぽいですよね(汗)ハヤテ君以外のひとには、こんな姿は見せられないです、はい。
付け加えると、いい年をした野郎ふたりが顔を合わせてケーキを食べるというのも、いかがなものかと思ったりもしました(汗)でも、ケーキはおいしかったです(何
このあとはいくつかの店やゲームセンターに寄りましたが、ひとの多さに加え途中で雨に降られてしまい、心身ともに疲れ果てました(−−:
それから大井町に戻り、中華が食べたいと私が言ったことにより、駅前の商店街っぽいところにある中華料理店に入ったのですが、ここの料理というのが予想以上にボリュームがあって、食べきるのに必死になりました。苦しそうにしながら必死に食べ続ける様は、まさにフードバトルでした(汗)
8月14日 コミックマーケット3日目開幕
コミケ当日は心配していた雨も上がり、ほっと胸を撫で下ろしました。雨だと移動が大変ですから、例え暑さに弱くても晴れたほうがいいです。
会場に入って準備に入ろうとしたとき、どこに送った荷物があるのかが分からず、いきなり会場を右往左往する羽目になりましたが、それでもなんとか荷物を引き上げ、慌しく準備を終えて開始を待つことになりました。前回ひとりのときは、準備し終わったが開始ギリギリだったので、やはり参加はふたりが限ると実感しました(^^;
アナウンスと拍手で始まったイベントですが、1年ぶりに見たコミケ独特の民族大移動は壮観のひとことに尽きます。私があの中にいたら、間違いなく途中で波に押しつぶされているでしょう。そう考えると、一般での参加はしないほうがいいかもしれません(^^;
スペースのほうには清原さん、K2さん、スロウさんが来てくださり、清原さんからは差し入れをもらい、K2さんにはお願いしていた本を買ってもらい、スロウさんには本を交換してもらいました。また「月下の一群」の詩緒さんにも、押しかけていったにも関わらず、丁寧に相手してくださったうえに本を交換してもらい、それぞれ大変お世話になりました。
特に今回は1年ぶりということで、少しでも多くの本を買いたいという目的があり、K2さんや梅見月ハヤテ君のおかげで、これは無事に達成できました。素晴らしい友人たちに感謝感謝です。
スペースのほうですが、こちらはいつも来てくださる方や迷わず買ってくださる方、まとめて買ってくださる方がいて嬉しかったです。成果そのものは今までで一番悪かったのですが、それでも手にしてくださる方がいますので、作者冥利に尽きます。
ただし、やはり成果が悪かったので、帰る途中で梅見月ハヤテ君から「いい加減になんとかしないと、このままじゃまずいよ」と指摘され、サークルの運営者としては反省しています。さすがに関東まで出て行って、あの数字ではそう言われても仕方ありませんし、デビュー時が順当すぎましたので、私自身もまったくもってそのとおりだと痛感しています。営利にはさほどこだわっていませんが、慈善事業というわけでもありませんので、今後はサークル活動と創作活動の両面で見直しを図り、御旗楯無しの決意をもって背水の陣で冬のイベントに臨みたいと思います。
最後に当サークルの本を手にしてくださった方々や応援してくださった方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。
2005年8月16日 三剣 由